UQモバイルが2020年の夏に新たに投入予定であったスマホの1つ、シャープの「AQUOS sense3 basic」が6月19日から販売をスタートしました。
今年の夏の第一弾ね。
「AQUOS sense3 basic」ってどんなスマホなのかな?
2019年の11月に発売された「AQUOS sense3」のスペックを抑えて価格も安く設定した廉価版モデルで、ライトカッパー、シルバー、ブラックの3色が用意されています。
というわけでここでは「AQUOS sense3 basic」について詳しく見ていきましょう。
「AQUOS sense3 basic」のスペック
こちらが「AQUOS sense3 basic」のスペック。
寸法(高さ×幅×厚さ) | 約H147×W70×D8.9mm |
質量 | 約167g |
ディスプレイ(サイズ/解像度) | 約5.5インチ / 1,080×2,160 |
カメラ | メイン:約1,200万画素 サブ:約800万画素 |
電池容量 | 4,000mAh |
OS | Android™9 |
チップセット | Qualcomm® snapdragon™630 |
クロック数/コア数 | 2.2GHz/4コア+1.8GHz/4コア |
本体メモリ容量 | 32GB |
RAM | 3GB |
対応外部メモリ(規格/最大容量) | microSD、microSDHC、microSDXC/最大512GB |
おサイフケータイ® | - |
ワンセグ | - |
耐衝撃 | ◯(MIL-STD-810H準拠・耐衝撃(落下)など全19項目) |
防水 | 〇(IPX5/IPX8) |
防塵 | 〇(IP6X) |
対応言語 | 日/英/中文(簡体字)/ポルトガル/ベトナム/タイ/インドネシア |
最大下り速度 | 下り最大279Mbps |
国際ローミング(データ通信) | ○ |
Bluetooth | Buletooth5.0 |
Wi-Fi規格 | a/b/g/n/ac |
テザリング | ○ |
緊急地震速報 | ○ |
津波速報/災害・避難情報 | ○ |
「AQUOS sense3」の性能をやや抑えた端末
「AQUOS sense3 basic」は「AQUOS sense3」の機能・性能をやや抑えた廉価版といったタイプのスマホですね。
両者のスペックを比べてみましょう。これを見るとカメラ、ストレージ、メインメモリなどの性能に違いがありますね。「おサイフケータイ」も搭載されていないようです。
スペック | AQUOS sense3 basic | AQUOS sense3 |
寸法(高さ×幅×厚さ) | 約H147×W70×D8.9mm | 約H147×W70×D8.9mm |
質量 | 約167g | 約167g |
ディスプレイ | 約5.5インチ | 約5.5インチ |
カメラ | メイン:約1,200万画素 サブ:約800万画素 |
メイン:標準 約1,200万画素 メイン:広角 約1,200万画素 サブ:800万画素 |
電池容量 | 4,000mAh | 4,000mAh |
本体メモリ容量 | 32GB | 64GB |
RAM | 3GB | 4GB |
おサイフケータイ® | - | ○ |
ワンセグ | - | - |
テザリング | ○ | ○ |
緊急地震速報 | ○ | ○ |
津波速報/災害・避難情報 | ○ | ○ |
「AQUOS sense3 basic」のおすすめポイント
大容量バッテリーと省エネIGZO液晶でバッテリー持ちの良さを実現
AQUOSが誇る省エネIGZO液晶ディスプレイと4,000mAhの大容量バッテリーの組み合わせにより、安心のバッテリー持ちの良さを実現しています。
また急速充電を繰り返してもバッテリーが劣化しにくいように充電を適切にコントロールする「インテリジェントチャージ」を採用しています。
写真は簡単でキレイに、AI搭載で撮影モードを自動で判断
被写体にカメラを向けると、搭載されたAIが撮影シーンを瞬時に把握して適切な撮影モードをセレクトします。
さらに被写体の動きに合わせて最適なシャッタースピードで撮影するためブレのないキレイな写真を撮ることが可能です。
衝撃に強く防水にも優れたスマートフォン
防水保護構造及び保護等級を表すIP規格において最も優れている「IP68」を取得しています。
防塵:IP6X(完全な防塵構造)
防水:IPX8(水面下での使用が可能)
コンパクトなので片手でも操作しやすい
大容量バッテリー搭載とはいってもディスプレイは約5.5インチ、サイズは約H147×W70×D8.9mmなので比較的コンパクトで手に馴染む持ちやすい大きさです。
幅が70mmなので片手での操作もそれほど苦になりません。重さも約167gと平均的なところであまりストレスを感じることはないですね。
「AQUOS sense3 basic」で注意するポイント
おサイフケータイには非対応
「AQUOS sense3」から省略された機能の1つが「おサイフケータイ」。「AQUOS sense3 basic」には搭載されていないのでSuicaやnanacoを登録して使っていた人にはちょっと不便。
普段Suicaやnanacoを「おサイフケータイ」で利用していた人が「AQUOS sense3 basic」を利用するならカードそのものを使うようにするなど対策が必要です。
アウトカメラはデュアルではなくシングル
最近のスマホは2眼、3眼と複数のレンズを備えたものが販売されています。「AQUOS sense3」も標準レンズと広角レンズの2つのレンズを搭載しているのですが「AQUOS sense3 basic」では約1200万画素のシングルカメラとなっています。
写真撮影に細かい部分にもこだわる人にとってはちょっと物足りなさがあるかもしれません。
指紋認証センサーは非搭載
「指紋認証」も「AQUOS sense3」から省略された機能の1つ。「AQUOS sense3 basic」では生体認証は「顔認証」のみ対応しています。
「顔認証」があれば問題ないのでは、と思っていたのですが今の時代マスクをしていることが多いのでこれはちょっと不便かもしれませんね。
ストレージは32GB、容量不足に注意
ストレージも「AQUOS sense3」の64GBに対して「AQUOS sense3 basic」では半分の32GBとなっています。
写真、動画、音楽など大量に保存すると容量不足になってしまうので注意しましょう。
ただし「AQUOS sense3 basic」は最大512GBまでの外部メモリ(2GBまでのmicroSDカード、32GBまでのmicroSDHCカード、512GBまでのmicroSDXCカード)に対応しています。
メインメモリは3GBとやや物足りない
メインメモリは「AQUOS sense3」が4GBなのに対して「AQUOS sense3 basic」では3GBに抑えられています。
なので高い処理能力を要する作業、例えばゲームなどではモッタリした動きになる可能性があります。
「AQUOS sense3 basic」はこんな人に向いている
「AQUOS sense3 basic」はメインメモリやストレージが抑えられていたり、「おサイフケータイ」が搭載されていなかったりと「AQUOS sense3」の廉価版という位置付けのスマホであることから、普段の生活でガッツリ使うというより2台目のサブ機の購入を検討している人に向いている思います。
またはメインに使っているスマホとは別に仕事用にもう1台持っておこうという人にもいいかもしれませんね。
ゲームなどはしないのでそれほど高いスペックを求めない、という人にもいいかもね。
入門編のスマホとしてもいいわね。