先日UQモバイルを統合してサブブランドとしたKDDIが今度は新たなMVNO新会社を設立すると発表。
菅義偉首相の目玉政策の1つである「携帯電話料金引き下げ」によりソフトバンクもサブブランドである「Y!mobile」がデータ容量20GBで4,480円の料金プランを発表するなどさまざまな動きが見られます。
※アイキャッチ画像及びトップ画像はKDDI株式会社 HPより引用
オンラインに特化したMVNO新会社
KDDIは10月30日(金)、MVNO新会社「KDDI Digital Life株式会社」を設立することを発表。
KDDIは、2020年11月2日付で、MVNO (仮想移動体通信事業者) としてオンラインに特化した通信サービス (以下 同事業) の運営子会社「KDDI Digital Life株式会社」(以下 KDDI Digital Life) を設立します。
KDDI株式会社 HPより引用
また、新会社設立にあたりシンガポールのデジタルサービス会社「Circles.Life」とパートナーシップを構築することで合意。
加えて、オンライン型携帯電話事業に幅広い知見と実績を有するCircles Asia社 (本社: シンガポール、Co-Founder/Director: Abhishek Gupta、以下Circles Life) と同事業のサポートを目的とする包括的パートナーシップを構築することで合意しましたのでお知らせします。
KDDI株式会社 HPより引用
UQモバイルはKDDIと統合してサブブランドになったとはいっても格安SIM的なイメージだったのよね。
新たにMVNO新会社を設立っていうことはUQモバイルに比べてもっと価格帯を低くしてプランのバリエーションも増やすっていうことかな?。
こんなイメージよね。
ブランド名はまだ決まってないのね。
eSIMを活用した完全オンライン型
また、興味深いのはeSIMを利用して完全オンライン型の手続きを提供するという点。
新ブランドは、eSIMを活用した完全オンライン型の簡易な手続きや、お客さまのご利用ニーズにあわせてサービス内容や料金を自由にカスタマイズできる機能など、新たな利用体験を志向しています。
KDDI株式会社 HPより引用
eSIMって?
eSIMっていうのはスマートフォンの本体にあらかじめ埋め込まれたSIMのことで、挿し換えたりする必要がないのよ。
eSIMを活用すれば乗り換えの手続きにおいてSIMカードを発送する必要がないのでオンラインで契約して即利用可能ということが実現できるわけですね。
また「お客さまのご利用ニーズにあわせてサービス内容や料金を自由にカスタマイズできる機能」というところも気になりますね。
KDDIグループはMNOブランドである「au」「UQ mobile」、MVNOブランドの「BIGLOBEモバイル」「J:COM MOBILE」に加え、KDDI Digital Lifeによる「新ブランド」のマルチブランドで、多種多様なお客さまニーズにきめ細かくお応えできる通信サービスの提供に取り組んでいきます。
KDDI株式会社 HPより引用
これまではまだカバーできていないニーズがあったっていうことなのかな?
うーん、どうなんだろう? もっと安い価格帯とか、プラン(データ容量)のバリエーションの豊富さかな? 今後の展開を見てみないとまだ何とも言えないね。