2021年7月1日から開始予定となっている「電話リレーサービス」の料金負担について、各携帯会社(電話提供事業者)から発表が行われています。
UQモバイルにおける「電話リレーサービス料」も、2021年6月1日のKDDIのニュースリリース「電話リレーサービス料のご負担について」に含まれています。
電話リレーサービス料とは?
「電話リレーサービス」とは、聴覚障害者と聴覚障害者等以外の人との電話での会話を通訳オペレータが「手話」などを利用して通訳を行うことで可能とするサービスで、24時間365日、双方向での利用が可能です。
「電話リレーサービス」の提供は、法律(「聴覚障害者等による電話の利用の円滑化に関する法律(令和2年法律第53号)」)に基づいて行われ、電話提供事業者の負担金により成り立ちます。
多くの電話提供事業者はこの負担金を利用者に請求することとなり、これが「電話リレーサービス料」と呼ばれるものです。
UQモバイルの電話リレーサービス料
既に各社が「電話リレーサービス料」の負担について発表を行っていますが、UQモバイルの「電話リレーサービス料」についても、2021年6月1日(火)にKDDIより下記のように発表されています。
KDDI、沖縄セルラーは、「聴覚障害者等による電話の利用の円滑化に関する法律」(以下 電話リレー法) に定められた電話リレーサービス制度 (該当項目へジャンプします) の開始に伴い、au電話・auひかり電話サービスなど当社と直接ご契約されているお客さまに対し、2021年7月ご利用分 (2021年8月ご請求分) から、ご利用の電話番号数 (020からはじまる番号は除く) に応じて「電話リレーサービス料」のご負担をお願いします。
KDDI 公式HPより引用
KDDIにおける「電話リレーサービス料」負担の対象サービス(個人)は以下の通り。
■移動体通信
auスマートフォン・auケータイ
povo
UQモバイル
タブレット
データ通信端末
■固定通信
auひかり 電話サービス
auひかり ちゅら 電話サービス
ホームプラス電話
ケーブルプラス電話
ケーブルプラス光電話
ケーブルプラスホーム電話
マンションプラス電話
050番号サービス
「電話リレーサービス料」は1番号当たりの番号単価が対象サービスを利用するユーザーに課され、2021年度に適用される番号単価は以下のように決まっています。
■2021年4月~2021年6月
–
■2021年7月~2022年1月
1.1円/月
■2022年2月~2022年3月
0.0円/月
2022年度に適用される番号単価は2022年2月頃に再度見直される予定となっています。