格安SIMにもいろいろな選択肢が増えてきましたが「Y!mobile(ワイモバイル)」も格安SIMの中では高い支持を誇っています。他の格安SIMとはちょっと違ってソフトバンクのサブブランドであるということから安心感もあるのではないでしょうか。
というわけでここでは「Y!mobile(ワイモバイル)」の料金プラン、通話料金、オプション、さらにメリット・デメリットなどについて詳しく解説したいと思います。
※アイキャッチ画像及びトップ画像は画像はY!mobile ワイモバイル HPより引用
Y!mobile(ワイモバイル)とは?
「Y!mobile(ワイモバイル)」は数多くある格安SIMの中の1つ、というイメージがありますが他の格安SIMとは違ってMVNO(仮想移動体通信事業者)ではなくソフトバンクのサブブランドという位置付けなのです。
MMD研究所の「2020年3月格安SIMサービスの利用動向調査」によると格安SIMの中では同じくauのサブブランドである「UQ mobile」とともに高い人気を誇っています。
料金プランについて
月額料金
「Y!mobile(ワイモバイル)」の料金プランは「シンプルS/M/L」の3種類。それぞれデータ容量が3GB、15GB、25GBとなっています。
S | M | R | |
データ容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
月額料金 | 2,178円 | 3,278円 | 4,158円 |
うーん、3GBの次が15GBってけっこう間が空いてるよね。
UQモバイルも似たような感じだけどサブブランドこういう傾向があるのかな?
最低利用期間・契約解除料は無し
スマホを契約するときに気になるのが最低○○年間は使わなきゃいけないっていう決まりなんだよね。その期間内に解約すると違約金みたいなのを取られちゃったりとか。
「○年縛り」みたいなやつね。Y!mobile(ワイモバイル)にはいわゆる「縛り」みたいな最低利用期間はないから安心だよ。解約料もなし。
「Y!mobile(ワイモバイル)」で提供される「シンプルS/M/L」には最低利用期間はなく、またそれに伴う契約解除料もありません。
※すでに新規受付を終了しているプランについては契約解除料が必要なものがあります。
参考:契約解除料について(Y!mobile ワイモバイル)
それからY!mobileはMNPで転出するときもMNP転出手数料が無料なんだよ。
乗り換えするときはいろいろと手数料がかかるからこれは嬉しいねー。
シンプルM、Lは通信速度制限後も最大1Mbps
「Y!mobile(ワイモバイル)」の「シンプルM」「シンプルL」は月々のデータ容量を全て消費して通信速度制限がかかった場合でも最大1Mbpsでデータ通信が可能です。
1MbpsならSNSなんかはわりと快適に使えるよ。重たい画像が多かったすると表示されるのにちょっと時間がかかるけどね。
そうね。動画も高画質だと厳しいけど画質を落とせば1Mbpsでも観ることができるよ。
通話料・通話オプション
だれとでも定額
「Y!mobile(ワイモバイル)」では、月額料金770円で10分以内の国内通話がかけ放題(※)となる通話オプション「だれとでも定額」が用意されています。
※国際ローミング、国際電話(海外への通話)、留守番電話センターへの通話料(再生)やナビダイヤル(0570)、テレドーム(0180)、番号案内(104)などは無料通話の対象外。
■通話料
10分以内の通話 | 無料 |
10分超過の通話 | 22円/30秒(10分超過分) |
短時間の電話をよく利用する人には「だれとでも定額」のオプションがおすすめだね。
10分を超えた分の通話には料金がかかるわけね。
スーパーだれとでも定額
10分以上の長時間の電話をよくかける、という人には月額料金1,870円で国内通話が無料(※)となる「スーパーだれとでも定額(S)」というオプションがおすすめです。
※国際ローミング、国際電話(海外への通話)、留守番電話センターへの通話料(再生)やナビダイヤル(0570)、テレドーム(0180)、番号案内(104)などは無料通話の対象外。
「スーパーだれとでも定額(S)」なら国内通話はどれだけかけても無料なんだね。
長電話が多い人はこっちのオプションを選ぶ方がいいんじゃないかな。
LINEでID検索ができる
格安SIMの多くはLINEでID検索ができないというのがデメリットとして挙げられますがY!mobile(ワイモバイル)はソフトバンクのサブブランドということで「My Softbank」と連携して「年齢確認」を行うことによりLINEのID検索が可能となっています。
LINEのID検索を利用するには、NTTドコモのdアカウントや、ソフトバンクのMy Softbankなどとの連携による「年齢確認」が必須となっています。 ほとんどの格安スマホではこの「年齢確認」ができないため、LINEのID検索ができません。でもワイモバイルはソフトバンクのサブブランドなので、「My Softbank」を利用して「年齢確認」ができ、LINEのID検索がご利用いただけます。
Y!mobile ワイモバイル HPより引用
格安SIMって基本的にLINEのID検索ができないんだよねー。
これは大手通信キャリアのサブブランドっていう強みよね。
Y!mobile(ワイモバイル)の通信速度
格安SIMにおいて料金と同じくらい気になるのが通信速度。料金の安さよりもむしろ快適にデータ通信ができることを優先しているという人もいるでしょう。
MMD研究所による「2020年3月格安SIM・格安スマホ通信速度調査」によると「Y!mobile(ワイモバイル)」の通信速度は各調査項目で高い成績を維持しています。
参考:MMD研究所「2020年3月格安SIM・格安スマホ通信速度調査」
「Y!mobile(ワイモバイル)」と「UQモバイル」はいずれも大手通信キャリアのサブブランドということもあって他の格安SIMと比べると通信速度の観点では頭一つ抜きん出ている印象です。
やっぱりサブブランドだと通信速度では強いよね。
ここがサブブランドの一番のメリットだよね。
Y!mobile(ワイモバイル)のキャンペーン・割引
ワイモバ学割
期間:2020年11月11日〜2021年5月31日
Y!mobile(ワイモバイル)では学生(5歳以上18歳以下(使用者))を対象に、スマートフォンの基本料金が適用月から最大13ヶ月間割引になるキャンペーンを2021年5月31日まで実施中。
また、受付期間内に新規契約或いは対象プランへの変更、かつ学生と同一グループの家族割引サービスへの加入で家族の基本料金も割引となります。
PayPayでネットショッピングがおトク!
期間:2021年2月1日〜終了時期未定
Y!mobile(ワイモバイル)ではワイモバイルのスマホ・タブレットを契約の上、期間内にY!mobileサービスの初期登録を完了すると、PayPayモール・Yahoo!ショッピング等で使えるPayPayボーナスライトのプレゼントを行うキャンペーンを実施中。
データ増量無料キャンペーン2
期間:2019年11月29日〜終了時期未定
Y!mobile(ワイモバイル)では、初めてデータ増量オプション申し込むことで月額料(550円/月)が1年間無料で利用できるキャンペーン実施中。
60歳以上 通話ずーっと無料キャンペーン
期間:2018年8月9日〜終了時期未定
Y!mobile(ワイモバイル)では、60歳以上の場合、国内通話がかけ放題のシンプルS/M/Lの通話定額オプション「スーパーだれとでも定額(S)」の月額料が1,100円(永年)割引となるキャンペーンを実施中。
Y!mobile(ワイモバイル)のメリット・デメリット
Y!mobile(ワイモバイル)のメリット・デメリットをまとめてみました。デメリットがそれほど気にならないのであれば選んでみるのもよいと思います。
●Y!mobile(ワイモバイル)のメリット
- 通信速度が他の格安SIMに比べて速く安定している。
- 最低利用期間、解約料がない。
- シンプルM、Rは通信速度制限後も最大1Mbps。
- LINEでID検索ができる。
●Y!mobile(ワイモバイル)のデメリット
- 月額料金が他の格安SIMに比べてやや高い。
- ソフトバンク回線しか選べない。
- 余ったデータの繰り越しができない。
少しぐらい月額料金が高くても安定した通信速度を求める人にはおすすめかな。それにシンプルM、Rなら通信速度制限後も最大1Mbpsっていうのも大きいね。
LINEでID検索ができるっていうのは意外に大きなメリットと感じる人がいるんじゃないかな。サブブランドならではの恩恵だね。