最近は格安SIMの選択肢がかなり増えてきましたねー。「Y!mobile」や「UQモバイル」などはもう全国的にお馴染みですが、人によってはちょっと聞いたことがない格安SIMというのもあるのではないでしょうか。
というわけでここでは「まだあまり知られていないのではないかなー」という格安SIM「LIBMO（リブモ）」の料金プラン、オプション、さらにメリット・デメリットなどについて詳しく解説したいと思います。
※アイキャッチ画像及びトップ画像はLIBMO HPより引用
LIBMOとは？
「LIBMO（リブモ）」はTOKAIグループの1つである「株式会社TOKAIコミュニケーションズ」が提供する格安SIMです。
ちょっと聞きなれない名前の格安SIMかもしれませんが、TOKAIグループの会員であればTLCポイントが利用できるなど独自のサービスを展開しています。
料金プランについて
ドコモ回線を使用
LIBMOでは、NTTドコモのLTE回線を使用しています。
そのためドコモのスマホであればSIMロック解除の必要なくLIBMOでも使用することができますが、au、ソフトバンクのスマホをLIBMOで使用する場合はSIMロック解除が必須となります。
※ドコモのスマホであっても機種によってはSIMロック解除が必要な場合があります。
SIMカードは2種類
LIBMOの提供する料金プラン「なっとくプラン」では、データ通信に音声通話とSMS（ショートメッセージサービス）が付いた「音声通話機能付きSIM」、データ通信のみ可能な「データ通信専用SIM」の2種類のSIMカードから選ぶことができます。
■音声通話機能付きSIM
インターネット、SMS、音声通話が利用可能。
■データ通信専用SIM
インターネットが利用可能。
月額料金
「なっとくプラン」の月額料金は以下のようになっています。
※ 「なっとくプラン（ライト）」は最大通信速度200Kbpsの制限があります。
| プラン | データ 容量 |
音声通話 機能付きSIM |
データ通信 専用SIM |
| なっとくプラン （ライト） |
無制限 | 1,078円 | 480円 |
| なっとくプラン （1GB） |
1GB | 1,078円 | 680円 |
| なっとくプラン （5GB） |
5GB | 1,518円 | 1,150円 |
| なっとくプラン （20GB） |
20GB | 1,991円 | 1,810円 |
| なっとくプラン （30GB） |
30GB | 2,728円 | 2,480円 |
1GBと5GBもまあまあ安いんだけど、20GBと30GBの安さはちょっとビックリだよ。
20GBはahamo、povo、LINEMOをはじめ各社がプランを設定している激戦区だけど、2,000円を切ってるのはLIBMOくらいだよ。
最低利用期間・契約解除料について
スマホを契約するときに気になるのが最低○○年間は使わなきゃいけないっていうやつ。その期間内に解約すると違約金みたいなのを取られちゃうのよね。
「○年縛り」みたいなやつね。実はLIBMOは「音声通話機能付きSIM」には最低利用期間・契約解除料があるんだよ。
LIBMOは「データ通信専用SIM」ではどのタイミングで解約しても契約解除料は発生しませんが、「音声通話機能付きSIM」の場合は最低利用期間・契約解除料が設定されています。
| SIM種別 | 最低利用期間 | 契約解除料 |
| 音声通話機能付きSIM | 1年 | 10,450円 |
| データ通信専用SIM | なし | なし |
10,450円か～・・・
少なくとも1年は使うっていう前提で考えておいた方がいいわね。
余ったデータ容量は繰り越しができる
各料金プランで利用できるデータ通信容量がその月で使いきれずに余った場合は翌月末まで自動的に繰り越されます。
例えば「なっとくプラン（5GB）」で2GBが余った場合、翌月は2GB＋5GBで7GBを使用することができるのです。
データ容量の繰り越しはもう格安SIMでは当然って感じよね。
データ容量が繰り越されるのは翌月までなので注意してね。
通話料・通話オプション
LIBMOの通話料（及びSMS送信料）は以下の通り。
| 国内通話料 | 22円/30秒 |
| SMS通信料 | 国内送信：3.3円～ 受信：無料 |
またLIBMOでは国内通話を対象とした下記の3種類の通話オプションが用意されています。
- 10分かけ放題（月額 935円）
- かけ放題ダブル（月額 1,430円）
- 通話パック30（月額 968円）
これらのオプションの内「10分かけ放題」「かけ放題ダブル」は通話アプリ「0035でんわ」から発信することで利用できます。
●10分かけ放題（月額 935円）
「0035でんわ」を使って発信することで10分以内の国内通話がかけ放題になるオプション。短時間の電話を頻繁に利用する人におすすめです。
●かけ放題ダブル（月額 1,430円）
「0035でんわ」を使って発信することで1通話あたり10分以内の国内通話が無料（発信回数無制限）、さらに当月の国内通話料上位3番号の通話料も無料（通話時間・発信回数無制限）になるオプション。特定の電話番号によく電話をする人におすすめです。
●通話パック30（月額 968円）
月額880円で月間1,320円分の通話が可能になるオプション。最大352円分がお得。
「かけ放題ダブル」の通話料の上位3番号が無料になるっていうのは面白いオプションね。
電話の使用状況をちゃんと把握して自分に合ったオプションを選ぼうね。
LIBMO WiFi by エコネクト
「LIBMO WiFi by エコネクト（月額398円）」というオプションを利用すると国内150,000スポット以上のエリアで公衆WiFiに接続することができます。
エリア対象となっている店舗には以下のようなものがあります（一部の例）。
●喫茶店・ファーストフード店
- スターバックスコーヒー
- カフェ・ミヤマ
- Cafeルノアール
- NEW YORKER’S Cafe
- ミヤマ珈琲
- 喫茶室ルノアール
- マクドナルド
●ショップ
- ビックカメラ
- ドン・キホーテ
- MEGAドン・キホーテ
●交通・公共施設
- 図書館
- 空港
「LIBMO WiFi by エコネクト」はオプションに申し込みのうえ「エコネクト」アプリを利用してWiFiに接続します。利用可能なSSIDは「Wi2」「Wi2_club」「wifi_square」「mobilepoint」「mobilepoint1」「mobilepoint2」です。
格安SIMを使ってるとデータ通信容量に気を遣うからWi-Fiは必須なのよねー。
無理にオプションを利用しなくてもフリーWi-Fiもたくさんあるから上手く活用するといいよ。
LIBMOのキャンペーン
■LIBMOお友達紹介プログラム
期間：2018年11月7日（水）～終了日未定
LIBMOでは、LIBMOユーザーの紹介で、友人や家族がLIBMOを始めると、紹介した方も紹介を受けた方も特典を受けることができるキャンペーン。
紹介する方、紹介される方それぞれの特典は以下の通り。
■紹介する方■
5,000TLCポイント（5,000円相当）プレゼント。
■紹介される方■
事務手数料3,300円が無料。
LIBMOのメリット・デメリット
LIBMOのメリット・デメリットをまとめてみました。デメリットがそれほど気にならないのであれば選んでみるのもよいと思います。
■LIBMOのメリット
- 20GB、30GBのプランの月額料金が断トツで安い。
- 余ったデータ容量は翌月に繰り越せる。
- 通信速度の切り替えができる。
■LIBMOのデメリット
- 回線はドコモのみ。
- 日中混雑時には通信速度の低下が見られる。
- データ容量超過時の通信速度は最大128kbps。
20GB、30GBの月額料金の安さは圧倒的なので注目だよ。
ahamo、povo、LINEMOに乗り換えしようと思ってる人はLIBMOも候補に入れてみるといいかもね。
