菅義偉首相の目玉政策の1つである「携帯電話料金引き下げ」に関して総務省が10月27日に発表した「アクションプラン」の中で「eSIMサービスの提供を促進」について言及しています。
またKDDIが10月28日に発表したMVNO新会社「KDDI Digital Life」の設立に関するニュースリリースの中にも、eSIMを利用して完全オンライン型の手続きを提供するというコメントがありました。
といったように最近「eSIM」という言葉もよくメディアで見かけるようになりましたね。というわけでここでは格安SIMの中でもいち早くeSIMのサービスを提供していたIIJmioのeSIM専用料金プラン「データプラン ゼロ」を紹介してみましょう。
※アイキャッチ画像及びトップ画像はIIJmio HPより引用
eSIMとは?


eSIMって何のこと? SIMカードとは違うの?

役割はSIMカードと同じなんだけどスマホに内蔵されてて挿し換える必要がないのよ。
eSIMというのはスマホ(或いはタブレットなど)に内蔵されているので一般的なSIMカードのようにスマホに挿入する必要がありません。
キャリアを乗り換えするとき(または新規契約するとき)は通常新しいSIMカードを送ってもらってスマホに挿し換える必要があるのですが、eSIMの場合はオンラインで契約する事ですぐに使えるようになるのが特徴です。
eSIM対応機種が必要
eSIMのプランを利用するにはeSIMに対応した端末が必要です。eSIM対応のスマートフォンには以下のような機種があります。
●iPhone
- iPhone 12 Pro
- iPhone 12
- iPhone 11 Pro Max
- iPhone 11 Pro
- iPhone 11
- iPhone XR
- iPhone XS Max
- iPhone XS
●アンドロイド
- Google Pixel 5
- Google Pixel 4a
- Google Pixel 4 XL
- Google Pixel 4
- P40 Pro 5G
- Rakuten Mini

eSIM対応端末はAppleの製品が充実していてiPhone XS/XR以降のモデルが対応してるのよ。
IIJmioの「データプラン ゼロ」
通話無し、データ通信のみ

IIJmioのeSIMサービス「データプラン ゼロ」は音声通話はなくデータ通信のみの料金プランとなっています。

電話はできないってこと。

そうなの。実際のところIIJmioはフルMVNOだから音声通話は付けられないのよ。

それだと使いどころがあるのかな~?

例えば音声通話とデータ通信を分けて2台持ちすることを考えている人にはおすすよ。
プランの料金について
IIJmioの「データプラン ゼロ」の料金は以下のようになっています。
初期費用 | 3,300円 |
月額料金 | 165円 |
追加データ量(1GB) | 330円 |
追加データ量(2GB〜10GB) | 495円 |
プロファイル再発行手数料 | 220円 |

月額料金165円ってすごい・・・

ただしデータ容量は「0」だけどね。だから「データプラン ゼロ」。

え、どういうこと?

データ通信をしたい場合は最初から「追加データ量」を購入するのよ。購入は1GB単位で最初の1GBは330円、それ以降は1GB毎に495円で10GBまで購入できるの。

あ~、なるほとね。1ヶ月あたりのデータ容量は決まってなくて必要な分だけ購入するってことか。
こんな人におすすめ
IIJmioの「データプラン ゼロ」は例えばこんな人におすすめ。
自宅や職場ではwi-fiを使うので実際のところデータ通信量はそれほど必要ない。3GB程度でもじゅうぶん。
大手通信キャリアの大容量プランを使っているがはっきり言って大容量は必要ない。
でも家族が同じ大手通信キャリアを使っているので解約すると家族割が効かなくなるので解約は困る。
こういったケースに対して1つ提案するとしたら、大手通信キャリアの契約を大容量プランから小容量のプランに変えて通話メインとして、データ通信はIIJmioの「データプラン ゼロ」を利用する、という組み合わせ。

でも小容量のプランを使ってるんだからそのまま大手通信キャリアでデータ通信したらいいんじゃないの?。

大手通信キャリアの小容量プランって使ったデータ通信量によって1GB単位に料金が変わるんだけど1GBあたり1,000円以上かかるのよ。
大手3大通信キャリアの小容量プラン単独使用の場合とIIJmioの「データプラン ゼロ」を併用した場合の使用したデータ通信量毎の料金を比較してみました。
●ドコモの「ギガライト」使用時とドコモの「ギガライト」+IIJmioの「データプラン ゼロ」併用時
データ通信量 | ギガライト | ギガライト+データプラン ゼロ |
~1GB | 3,278円 | 3,773円 |
1GB~2GB | 4,378円 | 4,268円 |
2GB~3GB | 5,478円 | 4,763円 |
●auの「ピタットプラン」使用時とauの「ピタットプラン」+IIJmioの「データプラン ゼロ」併用時
データ通信量 | ピタットプラン | ピタットプラン+データプラン ゼロ |
~1GB | 3,278円 | 3,773円 |
1GB~2GB | 4,928円 | 4,268円 |
2GB~3GB | 4,928円 | 4,763円 |
●ソフトバンクの「ミニフィットプラン」使用時とソフトバンクの「ミニフィットプラン」+IIJmioの「データプラン ゼロ」併用時
データ通信量 | ミニフィットプラン | ミニフィットプラン+データプラン ゼロ |
~1GB | 3,378円 | 4,873円 |
1GB~2GB | 6,578円 | 5,368円 |
2GB~3GB | 8,228円 | 5,863円 |

確かに1GBまでなら大手通信キャリア単体の方が安いけどそれを超えると併用してる方が安くなるのね。

思い切って大手通信キャリアの方はガラケーにしてガラケー用の料金プランにするともっと安くなるんじゃないかな。
まとめ
eSIMを含めたデュアルSIM搭載したiPhoneを使用すれば、いわゆる2台持ちすることなく複数キャリアの回線が利用できます。
また通話専用の端末はガラケー、データ通信専用の端末はスマホといった使い方をするのも面白いですね。

データ通信だけじゃなくて音声通話も含めて大手通信キャリアでもeSIMをもっと活用してほしいよね~。

KDDIが新しく展開するMVNO(KDDI Digital Life株式会社)ではeSIMを使って完全オンライン型の手続きを実現する予定だっていうことだし、これからもっとeSIMの活用が加速するかもね。