格安SIMに乗り換えようかと思ってるけど、どうも腰が重くていまだに3大キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)のスマホを使ってる・・・ という人はいますよね。
でも、乗り換えた場合、どのくらい料金に違いがあるのかが具体的に分かると、ちょっと考えが変わってくるかもしれませんよ。
というわけでここでは、UQモバイルの「くりこしプラン」とauの「ピタットプラン 5G」の料金を比較してみました。さて、どのような結果になったのか見てみましょう。
ピタットプラン 5Gについて
auには大きく分けると「使い放題MAX 5G」と「ピタットプラン 5G」っていう2つの料金プランがあるんだよ。
auユーザーで「povo」に乗り換えてない人はどっちかを使ってるってことかな?
うん。一応「使い放題MAX 4G」「ピタットプラン 4G LTE」もあるけど今後は「5Gギガホプレミア」と「ピタットプラン 5G」が主流になるだろうね。
「使い放題MAX 5G」と「ピタットプラン 5G」はどう違うの?
「使い放題MAX 5G」はデータ容量に制限がないプランで月額料金が7,238円。「ピタットプラン 5G」はデータ容量の上限が7GBで、使ったデータ通信量によって料金が変動する従量制のプランなんだよ。
auの「ピタットプラン 5G」の月額料金は以下のようになっています。
データ通信量 | 月額料金 |
~7GB | 6,765円 |
~4GB | 5,115円 |
~1GB | 3,465円 |
使用するデータ通信量によって月額料金が3段階になってるのね。
そうなんだよ。
データ通信量が7GBを超えた場合はどうなるの?
その場合は通信速度が最大128kbpsの低速通信になるんだ。
UQモバイルの料金プラン
復習も兼ねてUQモバイルの料金プランも見てみよう。
料金プラン | 月額料金 |
くりこしプランS(3GB) | 1,628円 |
くりこしプランM(15GB) | 2,728円 |
くりこしプランL(25GB) | 3,828円 |
UQモバイルはくりこしプラン「S」「M」「L」の3種類だね。
データ量に合わせて料金を比較
じゃあUQモバイルの「くりこしプラン」とauの「ピタットプラン 5G」それぞれの料金を分かりやすく表にして比べてみるよ。
データ通信量 | UQモバイル | au |
1GB | – | 3,465円 |
3GB | 1,628円 | – |
4GB | – | 5,115円 |
7GB | – | 6,765円 |
15GB | 2,728円 | – |
25GB | 3,828円 | – |
これ、どう見てもUQモバイルの方がお得だよね・・・
まあそうだよね。
だってUQモバイルで一番高い「くりこしプランL(25GB)」とピタットプラン 5Gで1GB未満だった場合の料金を比べても「くりこしプランL(25GB)」の方が363円高いだけだよ。
そもそもピタットプラン 5Gは、それほど大量のデータ通信量を必要としないユーザー向けの料金プランなわけだけど、それならUQモバイルを選んだ方がずっとお得なんだよね。
1年間使用したときの料金の差は?
上限の7GBまで使用した場合
例えばピタットプラン 5Gの上限の7GBを毎月使った場合の1年間の料金を比べてみるよ。
ということはUQモバイルだと「くりこしプランM(15GB)」を使うことになるのね。
そうだね。さて、どのくらいの違いがあるかというと・・・
UQモバイルの「くりこしプランM」とauの「ピタットプラン 5G(7GB以上使用)」をそれぞれ1年間使用したときの月額料金の合計、及び金額差は以下の通り。
UQモバイル | au | 差額 |
2,728円×12ヶ月=32,736円 | 6,765円×12ヶ月=81,180円 | 48,444円 |
1年でこんなに差がでるのか~。
しかもUQモバイルの「くりこしプランM」は倍以上の15GBのデータ容量が使えるんだからね。
1GBを毎月使用した場合
もう1つ、ピタットプラン 5Gで一番安くなる、データ通信量が1GBまでだった場合の比較もしてみようか。
1GBだとUQモバイルは「くりこしプランS(3GB
)」を想定することになるね。
UQモバイルの「くりこしプランS」とauの「ピタットプラン 5G(1GB未満使用)」をそれぞれ1年間使用したときの料金の合計、及び両者の金額差は以下の通りです。
UQモバイル | au | 差額 |
1,628円×12ヶ月=19,536円 | 3,465円×12ヶ月=41,580円 | 22,044円 |
この場合でも20,000円以上の差があるんだね。これはもうUQモバイルの圧勝だよね。
3大キャリアは容量無制限や大容量にメリットがあるんわけだから、月に1GB程度しか使わないっていう人は乗り換えた方がお得だよね。
UQモバイルには他にもメリットあり
余ったデータ容量は翌月に繰り越し
UQモバイルの「くりこしプラン」では、当月に使い切れなかったデータ容量は翌月に自動的に繰り越されるんだよ。
ということは本来の上限以上のデータ容量が使えることもあるってことかな?
「くりこしプラン」では、使い切れずに余ったデータ容量は翌月に自動的に繰り越されます。
例えば「くりこしプランL(25GB)」で当月に20GBのデータ容量を使用して5GBが余った場合、翌月は5GB+25GBの30GBを使用することができるのです。
これは便利だよね~。
うん。auのピタットプラン 5Gにはこのサービスは無いんだよ。
くりこしプランM/Lは低速でも最大1Mbps
ピタットプラン 5Gは上限の7GBを超えちゃうと通信速度が最大128kbpsの低速になるっていうのは説明したよね。
うん。でもデータ容量を使い切った後は低速になるのは、UQモバイルの「くりこしプラン」も同じでしょ?
そうなんだけど「くりこしプランM」「くりこしプランL」は低速でも最大1Mbpsの通信速度でデータ通信ができるんだよ。
UQモバイルの「くりこしプラン」で当月のデータ通信量が規定のデータ容量を超過した後の通信速度は以下のようになっています。
■低速時の通信速度
料金プラン | 通信速度 |
くりこしプランS | 最大200Kbps |
くりこしプランM | 最大1Mbps |
くりこしプランL | 最大1Mbps |
通信速度が最大1Mbpsなら高画質の動画なんかを視聴する以外はわりと快適に使うことができるよ。
これは嬉しいね。データ容量にそんなに神経質になる必要がないもんね!
高速モード⇔節約モードの切り替えが可能
UQモバイルの「くりこしプラン」では「高速モード」と「節約モード」を自由に切り替えることができます。
■高速モード
通常の状態。高速のデータ通信が可能。利用に応じでデータ通信量を消費する。
■節約モード
通信速度を抑えた状態。いくら利用してもデータ通信量を消費することはないのでデータ容量は減らない。
ここで重要なのが「くりこしプランM」と「くりこしプランL」は節約モードの低速状態でも通信速度が最大1Mbpsだっていうこと。
つまり、節約モードで低速になってもそこそこ速いってこと?
そう。だから動画なんかを見るとき以外は日頃から節約モードにしておけばデータ容量が全然減らないんだよ。
なるほどー、これはかなり便利だよね!
この「節約モード」×「最大1Mbps」の組み合わせは最強だよ。詳しくはこちらの記事を見てね。
まとめ
ということで今回はUQモバイルの「くりこしプラン」とauの「ピタットプラン 5G」の料金を比べてみました。UQモバイルに乗り換えるとどれだけスマホ料金を安くできるのかがお分かりいただけたのではないかと思います。
大手通信キャリアに比べてこれだけ安いにも関わらず、なかなか乗り換えが進まないというのはやはり「どうやって乗り換えればいいのか分からない・・・」「なんだか面倒くさそうだから今のままでいい・・・」というのがあるのでは?
でも実際は、乗り換えの手続きはわずか4ステップで終わるとても簡単なものなのです。もし乗り換えを検討しているならぜひ下記記事を参考にしてください。