今現在3大キャリア（ドコモ、au、ソフトバンク）のスマホを使ってる人で「乗り換えたいと思ってるんだけど、どうも腰が重くて・・・」という人ってけっこう多いのでは？
でも、具体的にどのくらい料金が安くなるのかというのが分かると、ちょっと考えが変わってくるのではないでしょうか。
というわけでここでは、UQモバイルの「くりこしプラン」とドコモの「5Gギガホ プレミア」の料金を比較してみました。さて、どのような結果になったのか見てみましょう。
5Gギガホ プレミアについて
ドコモの料金プランには「5Gギガホプレミア」と「5Gギガライト」っていう2つがあるんだよ。
ドコモユーザーで「ahamo」に乗り換えてない人はどっちかを使ってるってことかな？
うん。一応「ギガホプレミア」「ギガライト」もあるけど今後は「5Gギガホプレミア」と「5Gギガライト」が主流になるだろうね。
「5Gギガホプレミア」と「5Gギガライト」はどう違うのかな？
「5Gギガホプレミア」はデータ容量が無制限で月額料金7,315円。「5Gギガライト」はデータ容量7GBが上限で、使ったデータ通信量によって料金が変動する従量制の料金プランだよ。
ドコモ docomoの「5Gギガホ プレミア」の月額料金は以下のようになっています。
| データ通信量 | 月額料金 |
| 3GB～ | 7,315円 |
| ～3GB | 5,665円 |
「5Gギガホ プレミア」の月額料金は基本的に7,315円なんだけど、使用したデータ通信量が3GBまでの月は1,500円（税込1,650円）割引きされるんだ。
なるほど。それでも5,665円ってのはやっぱり高いね・・・。
UQモバイルの料金プラン
復習も兼ねてUQモバイルの料金プランも見てみよう。
| 料金プラン | 月額料金 |
| くりこしプランS（3GB） | 1,628円 |
| くりこしプランM（15GB） | 2,728円 |
| くりこしプランL（25GB） | 3,828円 |
UQモバイルはくりこしプラン「S」「M」「L」の3種類だね。
1年間使用したときの料金の差は？
ドコモとUQモバイル、1年間使った場合の料金を比較してみようね。
ドコモの「5Gギガホ プレミア」とUQモバイルの「くりこしプランS/M/L」をそれぞれ1年間使用したときの料金の合計、及び両者の金額差は以下の通りです。
| 料金プラン | UQモバイル | ドコモ | 差額 |
| くりこしプランS | 19,536円 （1,628円×12ヶ月） |
67,980円 （5,665円×12ヶ月） |
48,444円 |
| くりこしプランM | 32,736円 （2,728円×12ヶ月） |
87,780円 （7,315円×12ヶ月） |
55,044円 |
| くりこしプランL | 45,936円 （3,828円×12ヶ月） |
87,780円 （7,315円×12ヶ月） |
41,844円 |
1年でこんなに差がでるのかー。
「くりこしプランS」と比べる場合はデータ通信量3GBまでとして「5Gギガホ プレミア」は割引後の料金を想定してるわけだね。
それでもUQモバイルの方が48,444円も安くなるんだね。
UQモバイルには他にもメリットあり
余ったデータ容量は翌月に繰り越し
UQモバイルの「くりこしプラン」では、当月に使い切れなかったデータ容量は翌月に自動的に繰り越されるんだよ。
ということは本来の上限以上のデータ容量が使えることもあるってことかな？
「くりこしプラン」では、使い切れずに余ったデータ容量は翌月に自動的に繰り越されます。
例えば「くりこしプランM（15GB）」で当月に10GBのデータ容量を使用して5GBが余った場合、翌月は5GB＋15GBの20GBを使用することができるのです。
これは便利だね～。
うん。5Gギガホ プレミアにはこのサービスは無いんだよね。
くりこしプランM/Lは低速でも最大1Mbps
大手通信キャリアでも格安SIMでも、データ通信量に制限がある場合、上限を超過すると通信速度に制限がかかるのが一般的なんだよ。
UQモバイルもそうだよね？
うん。でも「くりこしプランM」「くりこしプランL」は低速でも最大1Mbpsの通信速度でデータ通信ができるんだよ。
UQモバイルの「くりこしプラン」で当月のデータ通信量が規定のデータ容量を超過した後の通信速度は以下のようになっています。
■低速時の通信速度
| 料金プラン | 通信速度 |
| くりこしプランS | 最大200Kbps |
| くりこしプランM | 最大1Mbps |
| くりこしプランL | 最大1Mbps |
通信速度が最大1Mbpsなら高画質の動画なんかを視聴する以外はわりと快適に使うことができるよ。
これは嬉しいね。データ容量にそんなに神経質になる必要がないもんね！
高速モード⇔節約モードの切り替えが可能
UQモバイルの「くりこしプラン」では「高速モード」と「節約モード」を自由に切り替えることができます。
■高速モード
通常の状態。高速のデータ通信が可能。利用に応じでデータ通信量を消費する。
■節約モード
通信速度を抑えた状態。いくら利用してもデータ通信量を消費することはないのでデータ容量は減らない。
ここで重要なのが「くりこしプランM」と「くりこしプランL」は節約モードの低速状態でも通信速度が最大1Mbpsだっていうこと。
つまり、節約モードで低速になってもそこそこ速いってこと？
そう。だから動画なんかを見るとき以外は日頃から節約モードにしておけばデータ容量が全然減らないんだよ。
なるほどー、これはかなり便利だよね！
この「節約モード」×「最大1Mbps」の組み合わせは最強だよ。詳しくはこちらの記事を見てね。
まとめ
ということで今回はUQモバイルの「くりこしプラン」とドコモ docomoの「5Gギガホ プレミア」の料金を比べてみました。UQモバイルに乗り換えるとどれだけスマホ料金を安くできるのかがお分かりいただけたのではないかと思います。
大手通信キャリアに比べてこれだけ安いにも関わらず、なかなか乗り換えが進まないというのはやはり「どうやって乗り換えればいいのか分からない・・・」「なんだか面倒くさそうだから今のままでいい・・・」というのがあるのでは？
でも実際は、乗り換えの手続きはわずか4ステップで終わるとても簡単なものなのです。もし乗り換えを検討しているならぜひ下記記事を参考にしてください。
