実は今「くりこしプラン」のMを使ってるんだけどSに料金プラン変更しようと思ってるんだよ。
あ、そうなんだ。まあMをおすすめしてるけど、そもそもそんなにデータ容量を使わないんだったら安いSにしてもいいんじゃないかな。
UQモバイルが提供している料金プラン「くりこしプラン」(或いは「くりこしプラン +5G」)ではS、M、Lの3種類が用意されています。
それぞれデータ容量が3GB、15GB、25Gとなっているので自分の使い方にあった料金プランを選ぶことが可能。そしてこれらの料金プランは自由に変更することができます。
また、UQモバイルは余ったデータ容量は次月に繰り越すことができるのですが、料金プランを変更した場合、繰り越されるデータ容量はどうなるのでしょうか? ここでは料金プランを大→小(例:M→S)へ変更した場合のデータ容量繰り越しについて見てみましょう。
データ容量×2以上は繰り越しできない
UQモバイルでは当月使い切れずに余ったデータ容量は翌月に繰り越されるのですが、その上限は基本のデータ容量と同量までとされています。
基本データ通信容量の残量は、翌月に適用されるプランの基本データ通信容量と同容量まで翌月に繰り越しできます。
UQモバイル HPより引用
つまりどういうことかというと「くりこしプランS」(或いは「くりこしプランS +5G」)の場合だと、基本データ容量は3GBなので繰り越しできるデータ容量も3GBです。
例えば当月5GB余った(前月からの繰り越しを含めて)たとしても、翌月に繰り越されるのは3GBなので、翌月使用できるデータ容量は最大でも6GBを超えることはありません。
くりこしプラン くりこしプラン +5G |
基本 データ容量 |
繰り越し可能 データ容量 |
繰り越し後の 最大データ容量 |
S | 3GB | 3GB | 6GB |
M | 15GB | 15GB | 30GB |
L | 25GB | 25GB | 50GB |
つまり、どれだけたくさん繰り越したとしても基本データ容量の2倍までが限界ってことね。
そうなんだよ。まあでもそれだけデータ容量があればじゅうぶんだと思うけどね。
料金プラン変更を伴う繰り越し
料金プラン変更した場合は、変更した後の料金プランのデータ容量を基準にして繰り越しするんだよ。
まあ、当然と言えば当然って気がするよね。
例えば「くりこしプランS」(或いは「くりこしプランS +5G」)を使用していて、当月中に「くりこしプランM」(或いは「くりこしプランM +5G」)への料金プラン変更を行うとします。
当月5GB余っていた場合、翌月からはデータ容量が15GBのMを使用することになるので5GBは全て繰り越し可能となり、翌月は20GBからスタートすることになります。
S→Sの場合は2GBが切り捨てられるのに対してS→Mだと余ったデータ容量がムダ無く引き継がれることになりますね。
小→大の場合だとデータ容量をごっそり繰り越すことができるんだけど、大→小の場合だとこれとは逆のことが起きちゃうよ。
実際に料金プランの大→小に変更してみた
実際に「くりこしプランM」から「くりこしプランS」に料金プラン変更してみました。
料金プラン変更について詳しくは下記記事を参考にしてください。
下図はまだ「くりこしプランM」を使用している月の月末のデータ容量。前月15GB繰り越して当月は30GBからスタートしているので、最終日でもまだ26.24GBも余っています。
月末でも20GB以上余ってるって(笑)・・・ やっぱり「くりこしプランM」は超使える料金プランだよね。
そうだよね。さて、これが翌月「くりこしプランS」でのスタート時にはどうなるか・・・
翌日、月が変わって「くりこしプランS」での利用が始まるわけですが、基本データ容量は3GBなので繰り越し可能なデータ容量も3GB。なので前月に余った26.24GB全ては繰り越しされず、MAXの6GBからのスタートとなります。
あらら・・・ かなり減っちゃったね。
まあ当然こうなるよね。
別に損してるわけじゃないんだけど、ちょっともったいないって思っちゃうよね。
前月もっと使っとけばよかったかな~、って後悔しそう(笑)。
データ容量をムダにしないためには料金プラン変更前に使っておけばよいのですが、必要もないのに無理に使うということもないので、こればかりは諦めるしかないですね。
まとめ
ということで、UQモバイルでは料金プラン変更を伴うデータ繰り越しについては、変更後の料金プランの基本データ容量の同量が繰り越し可能データ容量となることを理解しておきましょう。
結局、料金プラン変更しても、しなくても繰り越されるデータ容量にかわりはないってことだよね?
そう。大→小に料金プラン変更すると、なんだかすごくデータ容量が減ったように見えるけど、通常と変わらないから驚く必要はないってこと。